2ntブログ
団塊世代の<いわろう>の恋愛詩集です。人生は一度しかない! されど、人生における恋愛は一度ではない!恋愛は逝くまで現役だ!





ぼくのことを
年齢より若いと
あなたはいう

そういう
あなただって
年齢を感じさせない
若さがある

そもそも
お互いに知り合う前から
若く見えるタイプ
だったようだが

お互い知り合ってから
というものは
互いに刺激しあって
お互いを
より若くさせているんだろう

愛すればこそ
身体の中から
若さというものが
まだまだ
湧きだしてくる
あなたがいる限り



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ぼくがやがて
老いぼれてしまって
行き場をなくしたら

わたしの
いまの気持ちは
変わらないから
わたしの所へ
帰っておいで

あなたに
気づかれないように
ぼくは
あなたのそんな言葉に
鼻柱のあたりをくしゅんと
させながら

あなたに
オムツの交換を
して貰いたくはないよ

そう
戯けてみせて
大笑いの陰で
また鼻柱のあたりを
くしゅんとさせていた

人を愛すると言うことは
そのひとの一切合切を
肯定し共有し認知し
受け入れてしまうことなんだ

そんな
ことを
改めて
あなたに
教えられたようだ




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絶妙なバランスで
あなたとぼくの関係は
維持されている

あなたは夫を
ぼくは妻を
いつも
しっかりと
背後に携えている

それは見方によっては
愛情の絆のようであり
夫婦ごっこの単なる
馴れ合いのようでもある

かといって
それを破壊させない
狡猾さを保持している

そんな似たもの同士の
あなたとぼくは
正直なところ
ごく平均的な男女である

思うのだが
かなり
特異な関係なんだろうか

ひとつ言えることは
二人とも
自分自身には
なるべく
正直に生きようと
しているのは確かだ




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あなたを抱いた
翌日は
羽根のように
身体が浮いている

北風に吹かれ
飛ばされそうになっている

あなたのエキスを
こころと身体にいっぱい
吸い込んだぼくは
吐く息にも爽やかな色を感じる

軽い筋肉痛を
指先でなぞりながら
昨日のあなたの
艶めかしい肢体や
妖艶な表情を反芻する

あなたはぼくにとって
最良に調合された
サプリメントだ




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あなたの愛を
試した訳ではない
まして
あなたのことを
放りだしたのでもない

ぼくは
ぼく自身の問題を
ぼくの能力では
処理できないほど
抱え込むことになり
逃避しかけたんだ

なのに
あなたのぼくへの愛は
少しも
変わっていなかった
いや
以前よりも
あなたの愛は
もっと深く細やかに
手負いのこころに
音をたてんが如くに
染み入ってくる

ぼくがあなたを
愛する以上に
あなたに愛されてしまっては
あなたに
またしても
申し訳ないことになる

あなたをもっともっと
激しく愛し
歓喜させなければ





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あなたとぼくは
二度目の青春
そうなんだ

二度目の青春を
生きているのだ

久しぶりに
抱くあなたの
肌の温もりを
唇で確かめるように
愛撫しながら
何度も何度も
そう思った

もう
何もかも
終わりにしよう

馬鹿げたそんな考えを
真剣に考えていたぼくは
あなたを酷く痛めたようだ

どうにもできないことは
悩んでも仕方ない
いつもそんな持論を口にする
くせに

あなたをぼくだけの女(ひと)に
したいと
しきりに思い悩む
まさに
二度目の青春なんだ
ぼくとあなたは




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ぼくには
あなたという
帰る場所がある

あなたという女を
たっぷり堪能した
火照ったこころと身体を
冷え冷えとした外気に晒して
自宅へと辿る帰り道
ぼくの頭を巡る想い

ぼくには
あなたという
帰る場所が
確かにある

あなたの
こころに
あなたの身体に
ぼくの
帰って行ける場所が
あるこの幸せ

誰に
憚ることなく
そんな幸せに
ぼくは
暫く浸っていることにします





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言葉にしない
ぼくの憂いを
あなたは察知した如く

ぼくが
独りの
帰り道のない
旅に出ようとしたとき

何があっても
あなたのこと大好きだからね…

あなたはそんなメールを
あのとき
送信してくれた

ぼくはその行間にも
思いを馳せ
繰り返し繰り返し
読み続けていた

愛されていることに
深く揺り動かされ
新たなる道を探そうと
もがいて、もがいていた

そして
あなたの存在の
大きさに
あなたの示す
愛の光に導かれ
ここへ戻ってきた

命を絶てば
楽になれると
独りよがりに考えたこと
そのこと自体
とても
罪悪なことだったと
今日悟った

改めて
あなたの
深い愛に
今日触れて
ぼくの憑き物が
本当に落ちたと悟った





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久しぶりの逢瀬は
少し遅れた
クリスマスパーティーのようで
少し早い
お正月のようだった

いつもの
始まりの
とろけるような口づけは
今日も
お互いの身体が
溶け出すように
熱くさせ
時を止めた

重ねた
お互いの身体は
以前より健康に
蘇生されて息吹き出し

言葉にならない語らいは
今日も
ぼくたちだけの
永遠に繋がる
世界を繰り広げた

帰宅して
ひとり湯船につかり
瞼を閉じて
心地よい疲労感に酔いながら
ふと軽い傷みを探れば
右の二の腕に赤い条痕がある

これは多分
あなたの爪のあとだろう

右の二の腕に唇をあてがい
そっとその条痕に触れながら
今夜のあなたの
肢体の動きや
艶めかしい声を蘇らせてみる





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飛んで行け
ぼくの想いよ
飛んで行け
ぼくのこの想いよ
あなたのもとへ

北風に舞い上がる
枯れ葉と砂塵に身を屈め
帰ろうとしているところは
決して疲れを癒せるところではない

あなたの優しいこころ根と
あなたの柔和な面持ちと
あなたのたおやかな身体と

ああ遥かなるあなたよ
あなたなる一切合切を
いま
強く抱きしめて
抱きしめて

そして
緩みきった
ぼくというだらけた捻子を
いっぱいに巻き込みたい

明日という日を
蹴ちらかすためにも
我がものにするためにも






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プロフィール

磐田佐武郎

Author:磐田佐武郎


<いわろう>こと磐田佐武郎
です。72歳ですが、恋愛は
現役です。10年余書きためた
<恋愛詩集>をここに、
公開させていただきます!

1000編近くあります。
おつきあいください!



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